Q 文字列結合は=A1&B1のように&演算子でもできますが、同じことができる関数は次のうちどれでしょうか?
① AND
② CONCAT
③ TEXT
④ REPLACE
正解は、② CONCAT です。
文字列を結合できる関数はCONCAT関数です。
CONCAT関数は、Excel2016より加わった新関数です。
それ以前のバージョンではCONCATENATE関数で文字列結合ができます。
CONCAT関数とCONCAENATE関数にはこのような違いがあります。
CONCAT関数:文字列結合するセルが連続範囲の場合、範囲指定できる※
CONCATENATE関数:文字列結合するセルは、,区切りで入力する必要がある
※範囲で指定した場合、図のような順番で結合されます。
◆CONCATENATE関数を紹介している動画の一覧
※メインではありませんが、演習の中で紹介しています。
※CONCAT関数ではありませんが使い方は類似しています。
メイン講義動画
・演習1-1 四半期別前年比および支社別構成比の売上集計1
フォロー解説動画
・演習.xls 四半期別前年比および支社別構成比の売上集計
ちなみに、
① AND関数 は、複数の条件が成立するかどうかを判定する関数です。
引数に論理式を指定し、すべての条件が成立する場合にTRUEを返します。
③ TEXT関数 は、テキストを指定した表示形式に変換する関数です。
=TEXT(日付データ,”AAA”) とすると、月、火などの曜日に変換できます。
④ REPLACE関数 は、指定した位置の文字を置き換える関数です。
置き換えたい文字を、文字列の先頭から数えて〇文字目から〇文字、
というように指定します。
似た置換の関数にSUBSTITUTE関数がありますが、
SUBSTITUTE関数は、指定した文字列を、別の指定した文字に置き換えます。
今回は、文字列操作系関数のクイズでした